こんにちは。
この記事では応用情報技術者の第三章について学習して思ったことを書きます。
私のレベルは1年間ソフト開発を行ってきて、基本情報は受けたことないって感じです。
1章、2章の勉強記事は以下になります。
第三章は”システム構成要素”についてになります。
システムは、構成する要素、システム間の機能分配、システム構成要素間の情報の流れをどう設計するが大事です。
なので、この三章では情報処理システムの構成や、分配処理システムの代表例であるクライアントサーバーシステム、フェールセーフ、フェールソフト、システムの信頼性、可用性向上のための技術を学習します。
システム構成要素
ここでは、
・システム構成技術
・システムの性能・信頼性
の項目があります。では、詳しく見ていきましょう。
システム構成技術
システム構成技術とは、利用者の要件を満たす情報システムを構築するために、システムの構成要素であるハードウェアとソフトウェアを選択し、各構成要素の配置と相互の関係を設計します。
ここでは
・クライアントサーバシステム
・システムの構成方針
・処理形態
の項目があり、システムの構成方針は用語暗記が主なので、割愛します。
クライアントサーバシステム
クライアントサーバーシステム(CSS)は、分散処理システムで、処理要求を出すクライアントと、処理要求を処理し、処理結果を出力するサーバとネットワークが接続されています。
基本的には、従来のホストコンピュータで行っていた処理の一部を端末側に移すということではまく、クライアントが独立して処理を行い、必要に応じてサーバの助けをかります。つまり、情報処理の主体はクライアントにあります。
処理形態
処理形態は、ざっくり集中処理と分散処理に区別することができます。
集中処理は、ホストコンピュータを中心として、すべての処理をホストコンピュータで行います。
一方、分散処理は、ネットワークを介して複数のコンピュータを接続し、機能や不可を分散させる方式です。なお、分散処理には、水平分散と垂直分散があります。
水平分散:
昨日や負荷に対して上下関係がなく、すべてのコンピュータが対等に処理を行う。
垂直分散:
処理機能などに階層を持たせて、即応性が高い。
システムの性能・信頼性
コンピュータシステムの評価を行う際、性能と信頼性が良く議論されますが、
性能が高いとは、処理能力が優れており、信頼性が高いということは故障が少ないことになります。
ここでは、
・性能指標
・信頼性
・稼働率と故障率
の項目があります。
性能指標
ここは良く知らなかったので面白かったです
性能評価の対象としては、CPUの処理能力、バッチ処理の処理能力、オンラインシステムの処理能力などがあります。
CPUの処理能力
CPUの処理能力は以下で示すことができます。
MIPS(Million Instructions Per Second):1秒間の命令数
FLOPS(Floation Point Operation Per Second):1秒間の実行数
命令ミックス:1命令あたりの平均実行時間
SPEC(Standard Performance Evaluation Corporation):総合的な処理能力評価
バッチ処理能力
バッチ処理の処理能力は以下で示すことができます。
スループット:単位時間あたりの処理可能なジョブ数
TAT(Turn Around Time):ジョブを入力してから出力を得るまでの時間間隔
オンラインシステムの処理能力
オンライントランザクション処理(OLTP)システムの処理能力は、以下で示すことができます。
応答時間:入力が完了してから、出力が開始されるまでの時間間隔
TPS(Transaction Per Second):1秒間に処理可能なトランザクション件数
TPC(Transaction Processing performance Council):OLTPの性能評価
信頼性
信頼性は、コンピュータシステムが停止しない、あるいは、決められた時間内では完全に作動する(動作信頼性)、データに誤りが発生しない(情報信頼性)がみたされることです。
稼働率と故障率
システムの可用性の尺度に稼働率や故障率があります。
稼働率はある時点においてシステムが動作している確率で、
故障率は単位時間当たりの故障回数のことです。
まとめ
ざっとになりますが、以上になります。
第三章も用語説明ばかりの印象でした。
一章、二章もそうなのでずっとそうなのでしょう。
これは、問題集メインで勉強だなー
次、第4章のオペレーティングシステムの学習します。
ではまた!
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